目次
【簡単なあらすじ】
5人の夢を追う女の子を中心に監督や制作、プロデューサー、声優などが白箱(関係者に配られる完成したアニメ作品が収録されたVHSやDVD)の完成を目指し奮闘するアニメ業界の物語。
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【SHIROBAKO:評価】
アニメ”SHIROBAKO”の評価(自分と紹介した同僚)を以下にまとめます。
- ストーリー:★★★★★
- 作画 :★★★☆☆
- キャラ :★★★★☆
- 音楽 :★★★★☆
男性、女性共に受けが良いアニメでした。
アニメの現場とは言え、”仕事”を題材としているので、社会人には色々共感できるところがあり、そこが受けに繋がったんだと思います。
実際、紹介した同僚は作中に出ているキャラと同じ部署内で働いている社員を照らし合わせてたりしていました。
【SHIROBAKO:感想】
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ストーリーについて
アニメ制作の裏側について描かれたオリジナルアニメです。
アニメ制作自体には少しだけ興味はありましたが、正直”絵描いて、声優さんが声当ててるんだろうなー”程度の認識しかありませんでした。
しかし、本作を見て制作側の苦労、やり甲斐、作品への思いなどの様々な葛藤を感じることが出来ました。そして、関わっている人の多さ!キャラ紹介で紹介しきれませんでした…。アニメーターや声優、演出などの”アニメの裏側の職”に興味があったり就きたいと思っている方にはオススメ出来る作品です。
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作画について
主人公含め、数人の女性キャラの顔が大体一緒に見えてしまうのが残念でした。
さらに、リアリティーのあるキャラも含まれているため、少し違和感を感じました。 -
キャラについて
実際の人物をモデルにしているキャラがいると言われており、そのためかなりリアリティーのある仕上がりになってます。
ただ、主人公たちが激務を顔色変えずにこなしている様はちょっと異様でした。あと、キャラが凄く多いです。アニメを作る仕事ってかなりの人が携わっているのだと実感させられました。
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音楽について
SHIROBAKOのBGM、OPとED共に心地よいもので、作品にマッチしています。
ただ、BGMで驚かされる事は一度もグッとくることがなかったのでこの評価です。
アニメなので音楽に対して力が入れ辛いということもあるでしょうから実質気持ちは満点のつもりで付けました。
主題歌CD発売中CM(OP ver.)
主題歌CD発売中CM(ED ver.)
【SHIROBAKO:公開PV】
TVアニメ『SHIROBAKO』コミックマーケット86 公開PV
TVアニメ『SHIROBAKO』コミックマーケット87公開PV
【SHIROBAKO:主要キャラと声優の紹介】
- 宮森あおい(声優:木村珠莉)
SHIROBAKOの主人公。
中々のドライブテクをお持ちです。制作進行に必須なのでしょうか。
武蔵野アニメーションの制作進行。現在一年目。
学生時代からアニメーション制作に関心を持ち、同好会に所属していたが、具体的な目標を見出せないままに卒業。
武蔵野アニメーションの門を叩いた。性格は明朗快活、いつも前向き。夢は学生時代に志を共にした仲間達と再びアニメーションを作り上げること。絵麻としずかからは「おいちゃん」、みどりと美沙からは「おいちゃん先輩」、職場仲間からは「みゃーもり」と呼ばれる。ドーナツが大好物。
- 安原絵麻(声優:佳村はるか )
何故絵馬さんだけ他キャラからどう呼ばれているか書いてないのか…、謎です…。
武蔵野アニメーションの原画マン。
学生時代、あおい達と共に同好会でアニメを作っていた。真面目だがおとなし目で引っ込み思案な面がある。
動画から一年半という短期間で原画に上がれたものの、性格も相まって画のスタイルを決めきれず、悩み続けている。
憧れのアニメーターは、日常芝居を得意とするなにわアニメーションの堀内さん。
- 坂木しずか(声優:千菅春香)
日本全国の声優のタマゴが抱える葛藤や苦悩がヒシヒシと伝わってきました…。
赤鬼プロダクションの声優のタマゴ。
あおい達と学生時代、共にアニメを作っていた仲間。プロダクションに所属できたものの、アニメデビューには至っていない。
そのため自主トレーニングに励みつつ、あおい達行きつけの居酒屋でアルバイトに励む日々が続く…。あおいと絵麻からは「ずかちゃん」・みどりと美沙からは「ずか先輩」と呼ばれる。
- 藤堂美沙(声優:高野麻美)
昔はあまり見なかったCGですが、最近はホント良く目にします。時代が来てますね。
CG制作会社スーパーメディア・クリエイションズ勤務。
あおい達とは学生時代に一緒にアニメを作っていた仲間で、一学年後輩。
2Dアニメーションに対し重要な役割を占め始めているCGに将来性を感じて入社。社内にて試行錯誤を繰り返している。あおい、絵麻、しずかからは「みーちゃん」、みどりからは「みー先輩」と呼ばれる。
- 今井みどり(声優:大和田仁美)
色々悩めるお年頃ですね。まだ大学生、悩めるのは若い子の特権です。
脚本家志望。現在、大学生。
あおい達の二学年後輩で、一緒にアニメを制作していた仲間。
卒業後はアニメ業界に進みたいと考えているが、きっかけが見出だせずにいる。
好きなことに関してはとことん調査・追求し、のめりこんでいくタイプ。体育会系ノリの言葉遣いが特徴的。あおい達からは「りーちゃん」と呼ばれる。
- 本田豊(声優:西地修哉)
やるときは心を鬼にしてでも遂行する、意外と割り切ったことが出来る人です。
武蔵野アニメーション所属。
『えくそだすっ!』デスクとして、アニメーション制作の司令塔を任されている。
穏やかで優秀だが、極度の心配症なのが玉に瑕。口癖は「万策尽きた!」。
武蔵野アニメーション七年ぶりの元請け作品である『えくそだすっ!』に、人一倍思い入れを持って臨んでいる。
- 高梨太郎(声優:吉野裕行)
こんなやついねーだろ、と当時見てたときは思いましたが、何とうちの部署にも現れました。
武蔵野アニメーション制作進行一年目。あおいとはほぼ同期。
根拠のない自信を持ち、無自覚に人に迷惑を掛けるタイプ。それゆえに現場を混乱させることも。
「しゃっす!」など独特の若者(?)言葉を多用する。
声優に対し熱く語ったりとミーハーな面も持ちあわせており、相応に楽しんで仕事をしている。
- 矢野エリカ(声優:山岡ゆり)
こんな先輩が欲しいです。(切実
武蔵野アニメーション制作進行。
その容姿と言動から一見キツめに思われがちだが、それは真剣に仕事に向き合うが故のこと。
実際は頼れる姉御肌で、あおいや太郎に制作のイロハや覚悟をそれとなく伝えている。
また、デスクである本田に対してもきちんと物が言えるため、現場の混乱を抑えるために一役買うことも多い。
- 落合達也(声優:松岡)
黙々と仕事を熟せる人って憧れます。
武蔵野アニメーション制作進行。
矢野と同じく進行として経験を積んできた。
あまり感情を表に出さず淡々と仕事をこなすタイプだが、やるべきことはきちんと抑えるため制作陣の信頼は厚い。
- 渡辺隼(声優:松風雅也)
こういう遊び人っぽいキャラが実は凄腕だったりするんですよね。
武蔵野アニメーションのラインプロデューサー。通称ナベP。
麻雀好きで、職務時間の多くを雀荘で過ごす。そのため何もしていないと思われがちだが……?
- 小笠原綸子(声優:茅野愛衣)
ゴスロリさまー。
…流石に現実でゴスロリ服着てくる先輩は遠慮したいですね。
『えくそだすっ!』キャラクターデザイン及び総作画監督。
名実ともに武蔵野アニメーションの看板アニメーター。常にゴスロリ服のため、ゴスロリ様と呼ばれることも…。
優雅な振る舞いが特徴で、総作画監督修正を載せる際も書道家のような美しい所作で描く。
- 興津由佳(声優:中原麻衣)
ノー残業主義、素晴らしいと思います。
自分もノー残業主義です、気持ちはね。
武蔵野アニメーションの総務。
事務・管理周りを一手に引き受けるクールビューティ。
常に周りの状況に気を配りながら仕事をしており、現場が浮ついた際に助け舟を出すことも。
不夜城と化しやすい制作会社では珍しいノー残業主義。
- 丸川正人(声優:高木渉)
笑顔でいることは大事だと自分も思います。
武蔵野アニメーション社長。
坊主頭に丸眼鏡がトレードマーク。性格は穏やかで、どんな時にも笑顔を絶やさない。
趣味は料理。社内で自慢の逸品を振る舞うのが何よりの楽しみで、エプロン姿でいることも多い。旧知の友人との様々な縁が、時に制作チームの窮地を救うことも…!?
- 木下誠一(声優:檜山修之)
自分も唐揚げ大好きです。
最近はノンオイルフライヤーを活用してヘルシーな唐揚げを作っています。
武蔵野アニメーション制作『えくそだすっ!』の監督。若干メタボ気味。
これまで様々な作品でヒットを飛ばしてきたが、前作『ぷるんぷるん天国』にて盛大に「やらかして」しまう。
『えくそだすっ!』にて久しぶりにTVアニメーションシリーズの監督を受ける。
作品に対する情熱は格別だが、エンジンが掛かるまで時間が掛かるために、スケジュールを食い潰してしまうことも…。
唐揚げが大好物。
【SHIROBAKO:聖地巡礼】
SHIROBAKOの聖地のほとんどが東京に集中しています。東京に住んでいる人はホント羨ましいです…。
東京以外の聖地については、静岡県浜松市にある航空自衛隊ですね。あおい達が戦闘機等の取材のため訪れています。
東京での聖地巡礼は以下のマップを参考にしてください。
茶:秋葉原駅周辺
水:赤坂見附駅周辺
青:新宿駅周辺
緑:井荻・荻窪駅周辺
黄:吉祥寺駅周辺
赤:武蔵境駅周辺
橙:田無駅周辺
灰:武蔵小金井駅周辺
紫:武蔵大和駅前&新青梅街道沿い
【SHIROBAKO:2期について】
本アニメは2014年10月〜2015年3月まで全24話で放送され、当時かなりの話題作としてピックアップされていました。
最近では、SUGOI JAPAN Award 2016 アニメ部門にて第2位を受賞するなど、根強い人気を誇っているアニメ”SHIROBAKO”
ここまで人気のある作品なので、やはり二期を期待してしまうのがファンと言うものです。早速、二期の可能性について考察してみました。
- 2期の放送情報について
2017年3月現在、二期の情報は残念ながら出ていないのが現状です。
そもそも、オリジナルアニメなので原作ストックと言うものも存在していないため、完全に監督である水島努氏に掛かっていると言っても過言ではありません。
しかし、その水島努氏は現在”ガールズ&パンツァー”の最終章(2017年12月より放送開始”全6章”)が控えており、スケジュールが抑えられないと言った状態のようです。
裏を返せば、”ガールズ&パンツァー”が終わった後、SHIROBAKOの二期の制作に取り掛かって頂ける可能性もあります。何年後になるか分かりませんが…。
- DVD&BDの売り上げについて
良く巷で”DVDとBDの売り上げが多ければ、二期が放送される可能性は高くなる”と耳にします。
実際、初動の売り上げが5000枚以上だと二期の可能性がグッと増すようです。
それでは、SHIROBAKOのDVDとBDの売り上げはどれくらいだったのか見てみましょう。
売り上げ枚数的には2期の期待が高まってきます。
- 制作陣の意気込みについて
アニメ制作会社P.A.WORKSの代表取締役である堀川憲司氏は2016年3月に開催された東京アニメアワードフェスティバルでのトークショーにて、こんな発言をしております。
”地元に帰省したあおいが、子供たちに向けてアニメ教室を開くエピソードが描きたい”
この発言を見るに、制作陣側の意欲は十分にあると思われます。そうなるとやはり一番のネックは水島監督の時間がないことでしょうか…。
- まとめ
DVD/BDの売り上げも2期放送基準である初動5000枚を超え、制作陣からも作成意欲が見られることから、現状は”水島監督のスケジュール次第”と言う結果になりました。
今後、2期の情報が入り次第お知らせします。
【SHIROBAKO:OVAについて】
SHIROBAKOのOVAですが、本編のSHIROBAKOがOVAとなっているのではなく、SHIROBAKO内であおい達が作成したアニメ”えくそだすっ!”と”第三飛行少女隊”がOVA化されました。
SHIROBAKOのBD/DVDの3、7巻とBlu-ray プレミアムBOX vol.1、2にそれぞれ1話ずつ収録されています。”えくそだすっ!”と”第三飛行少女隊”はそれぞれどれに入っているかは以下を参照してください。
”えくそだすっ!”の収録パッケージ
”第三飛行少女隊”の収録パッケージ
上記それぞれの作品はSHIROBAKOの作中で”えくそだすっ!”、”第三飛行少女隊”それぞれの作品が出来上がるまでを見ているので、実際動いている映像を見ると自分もアニメ制作に携わったような謎の感動を覚えます。
【SHIROBAKO:SSについて】
SHIROBAKOのSSについて紹介します。
そもそも、”SS”とは何か、簡単に説明します。
”SS”とは?
SSとは、サイドストーリーやショートストーリーの略で、主にWEB上に上げられたファンによる非公式の二次創作小説を指します。
SSサイト紹介
以下の3サイトが支流となります。
- pixiv
絵のイメージが強い”pixiv”ですが、実はSSも多数投稿されています。 - SSまにあ
人気記事などでソートが可能なので、どのSHIROBAKO”SS”を読もうか迷ったときは活用してください。 - ハーメルン
”SSまにあ”と同様に検索機能が充実しています。が、SHIROBAKOの投稿記事が少ないため、そこまで活用しません。
上記3サイトでは、SIROBAKO以外にも様々な作品をモチーフとしたSSが投稿されているので、自分の好きな作品のSSを探してみるのも良いかと思います。
【SHIROBAKO:関連商品】
- アニメ
SHIROBAKO 第1巻 (初回生産限定版) [Blu-ray]
アニメーション:P.A.WORKS(2014/12/24)
監督 :水島努
・OP/ED
COLORFUL BOX / Animetic Love Letter(TVアニメ『SHIROBAKO』オープニング/エンディングテーマ)(通常盤)
OP:石田燿子
ED:宮森あおい(木村珠莉)&安原絵麻(佳村はるか)&坂木しずか(千菅春香)
CD(2014/11/26)
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